ホッケー体験会・イベント情報

大井ホッケー競技場近くの幼稚園でホッケー体験会/八潮わかば幼稚園(品川区)

開催日時
2021年12月02日
場所
品川区立八潮わかば幼稚園
会場
園庭(人工芝)
対象
4歳児24名、5歳児33名
主催
品川区立八潮わかば幼稚園

 12月2日(木)に品川区立八潮わかば幼稚園にて、ホッケー体験教室を実施しました。八潮わかば幼稚園は、東京2020オリンピック・ホッケー競技会場の大井ホッケー競技場から約500mほどの距離にある幼稚園です。


 今回の体験会実施のきっかけは2019年11月。藤尾香織さん(元女子日本代表/オリンピックに3大会出場)がメイン講師をされたホッケー体験教室に、ホッケーマイスターの藤本一平がサポートとして参加させていただきました。
 その後、2020年11月に、同園の園長先生からオリンピック・パラリンピック教育推進事業の一環としてホッケー体験教室のご依頼をいただき、開催しました。
 1年延期となった東京2020オリンピック。同園は学校連携観戦プログラムにより、ホッケーの試合を観戦できる予定でしたので、五輪開幕前にも体験教室を開催予定でした。しかし、新型コロナウイルスの感染拡大により、観戦プログラムが中止となり、体験教室も延期となってしまいました。
 感染が落ち着いてきた2021年12月。今回の体験会が開催できることになりました。

園内にはオリンピック・パラリンピックの展示コーナーがありました

 新型コロナウイルス対策のため、用具は全て消毒し、講師は検温、マスク着用など、万全を期して実施しました。今回の体験会は第一部で4歳児、第二部で5歳児を対象に実施。行ったメニューは下記の通りです。

・あいさつとホッケー競技の説明
・幼稚園の先生と講師によるデモンストレーション
・スティックを使った準備運動とジャンプ
・スティックの持ち方を覚えよう
・シュートにチャレンジ
・先生のボールを取ってみよう
・ホッケー日本代表の愛称の紹介
・終わりのあいさつと記念撮影

 今回も昨年につづき、人工芝の園庭で開催しました。はじめのあいさつと講師が自己紹介をしたあと、大井ホッケー競技場について写真を見せながら紹介。「わたし、近くに住んでるよ!」という声もありました。ホッケーの道具は「スティック」と呼ぶことを覚えてもらい、実際に競技用のスティックやボールを触ってもらいました。5歳児さんは昨年も体験していたため、スティックの名前を覚えてくれている子もいました。

 つぎに担任の先生2名と講師2名のミニゲーム対決。先生たちの巧みなスティックさばきに子どもたちから歓声があがりました!

 「ホッケー早くやりたい!」といった声が出てきたところで一人1本、エンジョイホッケースティックを配り、スティックを持ったままの準備運動。講師の「いち、に、さん、し」という掛け声に合わせて一緒に声を出しながら、屈伸やストレッチ、ジャンプなどで身体をあたためました。

ウォーミングアップの様子

 楽しいウォーミングアップのあとにシュートを体験。みんな上手にスティックでボールを打つことができており、シュートを決めた後は笑顔でスティックタッチをして喜びを分かち合いました。

 最後のミニゲームでは幼稚園の先生方にもご参加いただき、園児たちも大喜びでゲームを楽しみました。「またホッケーをやりたい」「とっても楽しかった!」といった声をたくさんいただくことができました。

園長先生&講師チームと対戦!
日本代表の愛称の紹介

 体験を終えた後、先生からは「友達を応援すること、シュートを決めたあとにスティックタッチをして嬉しさを共感することを体験できたことがよかった」というお声をいただきました。この体験会をきっかけにホッケーを身近に感じてもらい、今後、大井ホッケー競技場で大会が行われる際はぜひ観戦に来てほしいと思います。

 八潮わかば幼稚園のみなさま、ありがとうございました!マイホッケーは今後もホッケー普及活動に取り組んでまいります。


この体験会・イベントを担当したホッケーマイスター

  • 藤本 一平Fujimoto Ippei

    昨年、一度ホッケー体験をしている5歳児さんは「スティック」の名前をしっかりと覚えていてくれて、シュートやミニゲームでも上手なスティックさばきを見せていました。園内にオリンピック・パラリンピック展示コーナーを作ってくださり、ホッケーの紹介もたくさんしてくれていて、とてもうれしかったです。大井ホッケー競技場での試合をぜひ応援に行ってもらいたいです。また一緒にホッケーしましょう!

  • 宇山 達人Uyama Tastuto

    八潮わかば幼稚園の皆さん、本日はありがとうございました!園庭には綺麗な人工芝があり、天候にも恵まれ、これ以上ない環境で、体験会を行うことができました。体験中、「ホッケー楽しい」「ホッケーが好きなった」という声が聞こえ、私自身も嬉しくなりました。今後も機会がありましたら、プレーをしたり、応援してみてください。ありがとうございました!