ホッケー体験会・イベント情報

3年生5クラスでホッケー体験/日野第二中学校(日野市)

開催日時
2023年06月14日
場所
日野市立日野第二中学校
会場
校庭
対象
3年生(約180名)
主催
日野市立日野第二中学校

 6月14日(水)、日野市立日野第二中学校の3年生6クラス(約180名)を対象にホッケーの授業を行いました。

 同校では生徒たちの心と身体の健全な育成に寄与することを目的に、「学校2020レガシー」という名称で、例年、アスリート中心に外部の方を招いて講話や指導実践をしてもらう企画を行っており、今回はホッケーを選んでいただきました。会場は同校の校庭で、1時間目から給食を挟んで5時間目まで1日かけて実施しました。

【プログラム】
・自己紹介や競技説明
・プッシュパス&トラップ
・ドリブル
・シュート
・ミニゲーム

【講師】
・藤本一平(元日本代表、NPO法人マイホッケープラス、早稲田大学男子ホッケー部コーチ)
・中島丞一郎(早稲田大学男子ホッケー部・主将)
・吉野真啓(早稲田大学女子ホッケー部・主将)
・小川紗知(早稲田大学女子ホッケー部)

【振り返り】
 雨が心配されましたがなんとか天気が持ち、校庭で実施することができました。生徒たちはあらかじめ体育の授業でホッケーの基本的なルールを学習したり、個人的にホッケーのことを調べてくれたりしていました。

 まずは講師たちの自己紹介から始まり、その後は競技紹介やルール説明。「ホッケーは英国発祥の紳士淑女のスポーツ。相手へのリスペクトを持ち、ルールを守って楽しみましょう」と紹介しました。

 いざ、体験がはじまると、生徒たちはスティックが片面しか使えないというホッケーのむずかしさに苦戦しながらも徐々に慣れ、思いどおりにボールを扱えるようになると「楽しい!」「ナイスシュート!」といった声が出てきました。みなさん、積極的な姿勢で参加してくれました。

パス交換の様子
男子はカーボンスティックで
 昼休みにはおいしい給食をいただきました

 基本的な技術を身につけたあとはミニゲームにチャレンジ。男子も女子も、白熱した展開が繰り広げられ、大いに盛り上がりました。人数が足りないチームには講師たちが助っ人で参加し、大人気なくムキになってプレーする場面もありました。生徒たちはゴールを決めたあと、スティック同士を軽くぶつ合う「スティックタッチ」で喜びを分かち合うなど、笑顔でホッケーを楽しんでくれました。

 授業を終えた後、先生からは「生徒はもっとやりたい、楽しかった、と充実した時間を過ごせた様子でした。また、テスト勉強に向けて、ルールや競技の歴史なども調べていました」というご報告をいただきました。なんと、テストでホッケーのルールや歴史を出題してくださるそうです。また、学校だよりでもご紹介いただきました。

以下をクリックすると学校だよりのダウンロードページが開きます。
日野第二中学校HP

 今回の授業をきっかけにホッケーを身近に感じてもらえるとうれしく思います。日野第二中学校の生徒のみなさん、先生方ありがとうございました。

【講師の感想】

■中島丞一郎
最初は緊張していましたが、生徒の主体性に引っ張られ、楽しく授業を進めることができました。また、ホッケーの楽しさ・魅力を生で感じてもらい、ホッケーの普及に少しでも貢献できて良かったです。またこのような貴重な機会があれば是非参加したいと思います。

■吉野真啓
最初は少し緊張していても、試合になると熱くなる中学生をみて、スポーツの素晴らしさを感じました。また藤本コーチが中学生にホッケーが楽しかったか?と尋ねたところ全員が楽しかったと反応している姿を見て、ホッケーの魅力やホッケーを全国中に伝える意義を感じました。今後もこのような活動があれば積極的に参加していきたいです。

■小川紗知
生徒の皆さんが積極的で白熱したゲームが見られてとても楽しかったです。
貴重な体験をさせていただきありがとうございました!


この体験会・イベントを担当したホッケーマイスター

  • 藤本 一平Fujimoto Ippei

    雨がなんとか持ち、校庭で実施できてよかったです。日野第二中学校のみなさんは授業が始まる前に自主的にウォーミングアップをテキパキと行い、整列もピシっとしており、話を聞く姿勢も素晴らしかったです。話をしっかりと聞いてくれていたので基礎技術の習得がスムーズに進み、そのスキルをミニゲームで使うことができていました。チームワークがよく、白熱した試合が多く見られました。みなさん、ありがとうございました!